うたプリ感想⑤ All Star（後編）

「うた☆プリ」補完計画2021。３本目「All Star」の後編です。思っていた以上に記事が長くなっています。打っても打っても終わらない…。

ここからは、先生ルートとレインボールートについてです。ネタバレ満載なのでよろしくお願いします。

 ■先生ルート

学園を卒業してから１年半が経過するも、未だデビューできない春ちゃん…という設定は同じ。今回は、歌謡祭で２つのユニットを作って対抗させるので、そのどちらか片方の曲を作曲し、勝てばＣＤデビュー＆事務所正式雇用という流れです。

ルートは月宮先生と日向先生の２つ。２人とも早乙女学園の教師兼現役アイドルで、「Repeat」の頃から大変お世話になっています。ちなみに、このルートでは既に春ちゃんと先生は恋人関係。私が買っていないソフトで恋人になるストーリーがあるらしく、本編プレイしないままで大丈夫かな…と思いましたが、作中で軽く説明を入れてくれていてホッとしました。学園で春ちゃんのパートナーが辞めてしまい、ひとりで卒業オーディションに挑むも合格できなかった春ちゃんを、先生が事務所仮所属に向けてサポートしていくうちに…という感じだったようです。王道。先輩ルートもズルかったですが、先生ルートもズルいです。

【月宮　林檎】
女装アイドル林檎ちゃん。男の人です。正直、このルートやるまでは全く男の人に見えなかったのですが、間違いなく男の人でした。女装してる時としていない時のギャップ…！！！

歌謡祭の林檎先生チームは、先輩組からは藍ちゃんとカミュ、同期組からはＡクラスだった音也、真斗、那月が参加します。このクラス分けがもはや懐かしく感じる…（※リアル時間で数週間前です）
藍ちゃんとカミュの「月明かりのDEAREST」はこれまたシャニライの時から大好きな曲なのだけど、２人の本編をやったあとだとイメージがどうも…？？だったのが、feat.林檎先生と知って大納得。林檎先生か～～～！！！なるほどな～！シンデレラソングぴったりだよ…！（しかし音ゲーの難易度は驚くほどエグかった）

女装アイドルとして活躍している林檎先生ですが、とある事情により一時的に男性スタイルで活動をすることになり、それを巡って…という感じのお話でした。春ちゃんの支えもあり、ちゃんと乗り越えて歌謡祭で勝利を収めます。色々迷ったけど、やっぱり芸能活動は女装で、男性の姿は君の前だけで、ってもうズルい…。最後のスチルでは春ちゃんがシンデレラみたいですごく綺麗でした。

【日向　龍也】
現役アイドルで早乙女学園教師、かつ事務所取締役…と兼任しまくりの日向先生。経費管理とかもしていて、「Repeat」の頃からこの人に色々集中させすぎなのでは…いつかこの人が倒れたら事務所成り立たなくなるのでは…と思っていました。おつかれさまです日向先生…

歌謡祭の日向先生チームは、先輩組からは嶺二と蘭丸、同期組からはＳクラスだったトキヤ、レン、翔くんが参加。「RISE AGAIN」のワイルド部分は嶺二とも蘭丸ともちょっと違うなぁと思っていたところ、feat.日向先生と知って、ここも大納得でした。

ある日、日向先生の事務所移籍というデマ記事が週刊誌に載ります。実はそのデマを流したのは社長。多忙な業務に追われた日向先生を再びアイドルとして奮い立たせるため…とのことらしいんだけど、移籍先との契約書に判子も押していたり、いつも社長は無茶苦茶だけどさすがにやり方もう少し他にあったのでは…みたいな…モゴモゴ

とにもかくにも歌謡祭で優勝し、社長からの試練も乗り越えて、無事に今後もシャイニング事務所に留まることに。日向先生と付き合っている春ちゃんは、終始そっと支えたり、待ってみたりと、同期や先輩たちとの間ではあまり見ない感じでこういうのもいいなぁと思いました。まぁ、このシナリオの萌えどころは、ちょいちょい挟んでくる遊佐さんの大人ボイスかと……これＣＥＲＯ…Ｃで大丈夫ですかね…
あと、やっぱり業務の割り振りとか、共有とか、もうちょっとしておいたほうがいいと思います！日向先生仕事できる人だから、きっと抱え込んじゃうんだろうな…周りの人を頼るのもアリだよ…

■レインボールート

先輩ルートと先生ルートをクリアすると解放される、最後のルートです。同期７人とのお話。卒業オーディションは春ちゃん一人で乗り越えて、事務所へ仮所属となり１年半が経過、タイムリミットまであと半年…という世界線です。今回は、歌謡祭で歌う７人のグループ曲を作曲し、見事優勝すればＣＤデビュー＆事務所正式雇用です。

このルートでは、春ちゃんが猫になります。呪いで人が猫になるくらいではもう驚かなくなってきました。しかし、おまけルートなのでササっと終わるだろうと思っていたところ、結局、春ちゃん２～３ヶ月猫のままでした。おおぉぉぉ…これでどうにかなっちゃうのが、うたプリクオリティ…
そしてエンディングは、７人それぞれとの恋愛エンド＋友情エンド＋レインボーエンド（全員エンド）の計９パターン。途中、共通パートの既読部分でスキップ機能使ったけど、もう終わらない…全然終わらない…ボリュームがすごかった…

同期メンバーと「Repeat」のあれこれがないまま…というのはどうかなと最初は思ったけど、白い子猫になった春ちゃんがそれはそれは可愛いので、この世界線では一緒に卒業オーディション出てないのに春ちゃんと７人の距離がすごく近い。猫が春ちゃんと気付かないまま一晩一緒に過ごすところとか皆の対応がそれぞれ違ってて面白かったし、人の姿の時はあまり面と向かって言えないことも言ってくれたりで、コレはコレで…。エンディングでもう一度告白されるのも、まぁ悪い気はしないし、コレはコレで…。なにより、７人が一緒にワイワイしているのを近くで見れて楽しかったです。トモちゃんも出てきた！友情エンドでのトモちゃんカッコ良かったよ～～～！

ちなみに、春ちゃんにかけられた呪いは、新しいグループ曲「RAINBOW☆DREAM」を完成させて７人で歌いあげれば音楽に宿ったミューズの力で解けることが途中で判明します。すごいなミューズ。私はミューズ全能神説を推します。
そして、全員エンドでの「RAINBOW☆DREAM」では最後に７人の声で「We are ST☆RISH！」って入っていて、ちょ…！いつの間にST☆RISH結成したの！！！？となりました。やっぱりアニメだろうな…見ようかな…

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そんなこんなで「All Star」クリアしました～！シナリオがしっかりしていて、やっと先輩４人のバックグラウンドも知れて、同期のいいところもたくさん見れて、大満足のソフトでした。ボリュームすごかったな…。長文読んでくださってありがとうございました。

用意していたソフト３本が終わったので、次の記事でまとめとか書けたらいいなぁと思っています。